VPSを利用したいと考えている方の中には、どのVPSサービスを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に「さくらのVPS」は、多くの利用者に支持されているものの、具体的な評判や機能について知りたい方もいるはずです。
何もわからず利用する前に、さくらのVPSのメリットやデメリット、料金プラン、実際の口コミなどを理解することが重要になります。
さくらのVPSは、リーズナブルな料金設定でありながら、高い性能を誇ることが評判です。特に、安定したサーバー環境や多彩なプランが揃っているため、個人からビジネス用途まで幅広く対応できる点が特徴です。
本記事では、さくらのVPSの特徴や料金プラン、実際の利用者の声をもとに、どのような人に向いているかを徹底解説します。これを読むことで、VPS選びに迷っている方も、適切な選択ができるようになるでしょう。
さくらのVPSの評判とは?機能や特徴を紹介
さくらのVPSの評判をもとに、機能や特徴を紹介していきます。
2010年開始の老舗VPSサービス
長年の運営実績があり、信頼性や安定性に優れているさくらのVPS。運営しているのは、さくらのレンタルサーバーで知られるさくらインターネット株式会社で、個人から企業まで幅広い利用者に支持されています。
セキュリティ面でも安心感があり、国内に3つの自社データセンターを持ち、24時間体制で有人監視を行っているため、安全性が高く、システムの安定性も保たれています。
さらに、さくらのVPSは初心者にも使いやすい工夫がされています。パッケージのインストールや設定を自動化できる機能や、わかりやすいコントロールパネルが用意されており、初めてVPSを使う方でも安心して利用できる点が評判です。
サーバー・スペック一覧表
さくらのVPSのサーバースペック表は以下の通りです。
プラン | 512MB | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ディスク容量 | 25GB | 50GB | 100GB | 200GB | 400GB | 800GB | 1600GB |
メモリ | 512MB | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB |
CPU | 仮想1Core | 仮想 2Core | 仮想 3Core | 仮想 4Core | 仮想 6Core | 仮想 8Core | 仮想 10Core |
ネームサーバー | 5ゾーン | 10ゾーン | |||||
NIC | 3個 |
さくらのVPSは、最大メモリ容量が32GBまでとなっており、メモリ容量に応じて料金が変わる仕組みになっています。
また、メモリ容量が増えると、それに合わせてサーバー容量やCPUの性能も強化されるため、処理能力が大幅に向上します。これにより、さくらのVPSは、用途に応じて柔軟に対応できるVPSとなっています。
まずは、自分の用途に合わせて必要なメモリ量を決め、その上でサーバー容量や処理能力を考慮しながらプランを選ぶことが大切です。メモリを基準に考えると、自分に合ったプランを見つけやすくなります。
さくらのVPSの料金・プラン
さくらのVPSの料金プランは以下の通りです。
プラン | リージョン | 月額料金 | 12ヶ月一括料金 |
---|---|---|---|
512MB | ・石狩 ・大阪 ・東京 | ・石狩:643円 ・大阪:671円 ・東京:698円 | ・石狩:7,078円 ・大阪:7,381円 ・東京:7,683円 |
1G | ・石狩:880円 ・大阪:935円 ・東京:990円 | ・石狩:9,680円 ・大阪:10,285円 ・東京:10,890円 | |
2G | ・石狩:1,738円 ・大阪:1,848円 ・東京:1,958円 | ・石狩:19,118円 ・大阪:20,328円 ・東京:21,538円 | |
4G | ・石狩:3,520円 ・大阪:3,740円 ・東京:3,960円 | ・石狩:38,720円 ・大阪:41,140円 ・東京:43,560円 | |
8G | ・石狩:7,040円 ・大阪:7,480円 ・東京:7,920円 | ・石狩:77,440円 ・大阪:82,280円 ・東京:87,120円 | |
16G | ・石狩:7,920円 ・大阪:14,300円 ・東京:15,400円 | ・石狩:145,200円 ・大阪:157,300円 ・東京:169,400円 | |
32G | ・石狩:26,400円 ・大阪:28,600円 ・東京:30,800円 | ・石狩:290,400円 ・大阪:314,600円 ・東京:338,800円 |
さくらのVPSは、32GBまで対応する高機能プランまで用意されています。
石狩、東京、大阪のデータセンターのどれを選ぶかがポイントになりますが、利用する地域に近いデータセンターを選ぶのが望ましいです。近い場所を選ぶことで、管理や運用におけるレスポンスが向上し、ネットワークの利用効率も高まります。
特に、東京や大阪のデータセンターは、国内の中心に位置しており、安定した運用を希望する方に適しています。一方、石狩のように遠方にあるデータセンターは、バックアップ用として利用するのがおすすめです。
おすすめなプラン
メールやWebサイトを試してみたい方には「1G」プランが最適です。メモリ1GB、SSD容量50GBといった最低限のスペックで、本格的な運用には向かないものの、機能を試すには十分な性能を持っています。
また、月額807円(税込)からとコストパフォーマンスが良く、後から必要に応じてプランのスケールアップも可能です。まずは「1G」プランで使用感を確認してみることをおすすめします。
一方で、アプリケーションの安定した起動や「マインクラフト(マイクラ)」を楽しみたい場合には「2G」プランがおすすめです。月額1,594円(税込)から利用でき、メモリ2GBとSSD容量100GBの性能を備えているため、Webアプリケーションの安定した動作が期待できます。
特にマイクラを楽しむ場合、さくらのVPSでは専用テンプレートを活用できるため、複雑なサーバー構築を行わずに簡単にスタートすることが可能です。
マイクラのマルチプレイ人数の目安として、2GBのプランでは1〜5人、4GBなら6〜10人、8GBなら11人以上で快適にプレイできます。5人程度で遊ぶなら「2G」プランで十分ですが、大人数で楽しむ場合は、人数に応じて上位のプランを検討しましょう。
さくらのVPSのメリット
さくらのVPSのメリットは以下の4点です。
- 運用実績があり信頼性がある
- セキュリティが24時間365日有人監視のため安心
- 接続台数上限がないため複数台構成が可能
- 無料お試し期間が2週間設けられている
それぞれ解説していきます。
運用実績があり信頼性がある
さくらのVPSは、2010年にサービスを開始して以来、長年の運用実績を誇っています。運用期間が長く実績もあることから多くのユーザーから信頼を得ており、個人だけでなく企業にも広く利用されています。
運営しているさくらインターネット株式会社は、レンタルサーバー事業においても高いシェアを誇り、その信頼性は国内でもトップクラスです。
また、長年の運用実績があるということは、サーバーの安定性や問題解決のノウハウが蓄積されていることを意味します。トラブルが発生した際の対応や、アップデートなどのメンテナンスがしっかりと行われているため、安心して利用できるのがさくらのVPSの強みです。
初めてVPSを利用する方にとって、運用実績のあるサービスを選ぶことは、安定した環境を確保するために非常に重要です。
さくらのVPSは運用実績と信頼性が高く、安心して利用できるVPSサービスを探している方に最適な選択肢です。
セキュリティが24時間365日有人監視のため安心
さくらのVPSは、24時間365日体制で有人監視が行われており、セキュリティ面でも非常に安心です。
自社のデータセンターでサーバーが管理されており、万が一のトラブルや外部からの攻撃が発生した際も、迅速な対応が可能です。有人監視という点が、さくらのVPSの大きな特徴であり、特にセキュリティに敏感な方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
多くのサーバーサービスでは、セキュリティ対策は自動化されたシステムで行われることが多いですが、さくらのVPSは人の手で監視が行われているため、リアルタイムの有人監視が施されています。そのため、万が一のトラブル時でも、問題が早期に発見され、被害を最小限に抑えられます。
このように、セキュリティ面での強化を重視する方や、安心してサーバーを運用したい方には、さくらのVPSは最適な選択肢です。有人監視の安心感を得たい方には、さくらのVPSの導入を検討してみることをおすすめします。
接続台数上限がないため複数台構成が可能
さくらのVPSは、接続台数に制限がないため、複数台のサーバーを組み合わせた構成が可能です。
個人から企業まで、幅広いユーザーが自分の目的に応じたサーバー構築を行えます。例えば、複数のサーバーを利用して負荷分散を行うことで、アクセスが集中するWebサイトやアプリケーションでも安定した運用が可能です。
特に、ビジネス用途で大規模なシステムを構築したい場合、接続台数に制限がないことは大きなメリットです。データベースサーバーやアプリケーションサーバーを分けて運用するなど、柔軟なサーバー構成が可能なため、システムの規模や複雑さに応じて最適な環境を作り出すことができます。
この柔軟性は、さくらのVPSが選ばれる理由の一つであり、特に拡張性の高いサーバー環境を求める方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
無料お試し期間が2週間設けられている
さくらのVPSは、2週間の無料お試し期間を設けており、気軽にサービスの利用を開始できる点が大きな魅力です。
この期間中は、実際の利用感を確かめることができ、契約前にしっかりとVPSの使い心地や機能を確認することが可能です。初心者の方やVPSが初めての方でも、2週間という十分な時間があれば、安心してサービスを試すことができるでしょう。
また、無料期間中に操作に慣れておけば、本格的に契約を開始した際にスムーズに運用を進めることができるのもメリットです。多くのVPSサービスでは、お試し期間が短い場合や、そもそも試用ができないこともあるため、さくらのVPSのように無料でしっかりとテストできるサービスは貴重です。
さくらのVPSのデメリット
さくらのVPSのデメリットは以下の3点です。
- ダウングレードできない
- バックアップ機能が有料となる
- 3ヶ月間の最低利用期間がある
デメリットを理解した上で、検討することをおすすめします。
ダウングレードできない
さくらのVPSのデメリットの一つに、契約後にプランをダウングレードすることができない点が挙げられます。
これは、サーバーのスペックを減らす、つまり低いプランに変更することができないということです。最初に高いスペックのプランを選んで運用を開始したものの、思ったほど性能が必要なかった場合でも、契約期間中は下位のプランに変更できません。
そのため、さくらのVPSを利用する際には、最初から自分に合ったスペックを慎重に選ぶことが重要になります。運用開始後にスペックを下げることができないため、まずは低めのプランを選んでおき、必要に応じて後からアップグレードすることをおすすめします。
一方で、プランのアップグレードは自由にできるので、運用を始めてからスペック不足を感じた場合はすぐにプランを変更できます。
バックアップ機能が有料となる
さくらのVPSには、バックアップ機能を利用する場合は有料です。バックアップを自動で行いたい場合、追加で料金を支払わなければならない点がデメリットと言えます。
Acronis社が提供する「Acronis Cyber Protect Cloud」を利用すると、100GBまでであればバックアップ可能です。
特に、データをしっかり保護したい方や、万が一のデータ消失に備えたい方にとっては、無料でバックアップができないことは不便に感じるでしょう。
そのため、コストを重視する場合は、手動でバックアップを取るか、他の方法でデータを保管する手段を検討する必要があります。バックアップが有料となるため、予算を考慮しながら運用方法を決めることが大切です。
3ヶ月間の最低利用期間がある
さくらのVPSを利用する際、3ヶ月間の最低利用期間が設定されている点もデメリットの一つです。
この最低利用期間中は、解約することができないため、短期間の利用を考えている方にとっては不便に感じるかもしれません。例えば、「1ヶ月だけ試してみたい」「プロジェクトが終了したからすぐに解約したい」といった場合でも、3ヶ月間は契約を続ける必要があります。
そのため、短期的なプロジェクトや一時的な利用を考えている方には、他のVPSサービスの方が適しているかもしれません。
しかし、さくらのVPSは長期的に安定した利用を考えている方にはおすすめな選択肢です。特に、長期間契約すると割引が適用されるため、長期運用を前提にしている方にはコストパフォーマンスの高いサービスと言えます。
さくらのVPSを使用した感想・評価をレビュー
さくらのVPSを使用した感想と評価をレビューしたら以下のように結論づけられました。
- 設定作業の自動化やパッケージのインストールが簡単
- WAFが無料で使えるのは便利
- コントロールパネルが見やすく操作しやすい
一つずつ解説します。
設定作業の自動化やパッケージのインストールが簡単
さくらのVPSには、スタートアップスクリプト機能があり、パッケージのインストールや設定作業を自動化することが簡単にできます。この機能を使えば、サーバーを作成した後の初回起動時に、あらかじめ設定しておいたスクリプトを自動で実行できるため、作業の手間を大幅に削減可能です。
公式のスクリプトに加え、ユーザー自身で作成した「マイスクリプト」も10個まで登録・利用できるため、より細かい設定やカスタマイズも柔軟に対応できます。
さらに、サーバー購入時に「おすすめ構成から選ぶ」を選択すると、推奨のスタートアップスクリプトを簡単にインストールできるため、初心者の方でも安心して設定が可能です。
WAFが無料で使えるのは便利
さくらのVPSでは、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)が無料で利用できるのが大きな特徴です。
WAFは、Webアプリケーションへの攻撃を防ぐためのセキュリティ対策で、さくらのVPSでは「SiteGuard Server Edition」という純国産のホスト型WAFが提供されています。このWAFは、さまざまな保護機能を備えており、Webサイトを安全に運営するために重要な役割を果たします。
例えば、拒否リストによるトラステッド・シグネチャ検査や、自動・手動でのシグネチャ更新、さらにCookie保護やDoS攻撃防止などの機能があります。これらのセキュリティ機能により、Webアプリケーションへの不正なアクセスをしっかりと防ぎ、サイトの安全性を高めることが可能です。
他社では、ConoHa VPSのようにWAFが有料オプションとなっていることが多いですが、さくらのVPSではこれらのセキュリティ対策が無料で提供されているため、その点も含めてコストパフォーマンスが非常に高いと言えるでしょう。
コントロールパネルが見やすく操作しやすい
さくらのVPSは、使いやすさを追求した見やすいコントロールパネルを搭載していることが大きな特徴です。2021年にユーザーの声を反映してリニューアルされたこのコントロールパネルは、初心者でも直感的に操作できるよう工夫されています。
具体的には、サーバーの再起動やOSの再インストールがワンクリックで行えるため、複雑な操作が必要なく、簡単にサーバー管理ができます。また、CPUやメモリなど各種リソースの使用状況も一目で確認でき、サーバーの状況をリアルタイムで把握できるのも便利です。
さらに、スマートフォンやタブレットにも対応しており、外出先でもサーバーの状態をチェックしたり操作を行えるため、どこからでもサーバー管理が可能です。
さくらのVPSの評判・口コミ
さくらのVPSの「良い評判・口コミ」と「悪い評判・口コミ」をそれぞれ紹介します。
良い評判・口コミ
良い評・口コミをいくつか紹介していきます。
悪い評判・口コミ
悪い評・口コミをいくつか紹介していきます。
さくらのVPSはこんな人におすすめ
さくらのVPSは以下のような人におすすめです。
- 安定性を重視する人
- セキュリティを重視する人
- マイクラでマルチサーバーを立てたい人
それぞれ解説します。
安定性を重視する人
さくらのVPSは、安定性を重視する方に特におすすめです。長年の運用実績があるさくらインターネット株式会社が提供するサービスであり、サーバーの稼働率が非常に高いことが特徴です。
自社で運営するデータセンターを持ち、24時間365日の有人監視が行われているため、安定した稼働が期待できる環境が整っています。多くの企業や個人が信頼している理由も、安定したサーバー運用が可能な点にあります。
例えば、Webサイトの運営やアプリケーションのホスティングでは、サーバーのダウンタイムが生じると大きな問題となります。さくらのVPSでは、万が一のトラブルにも迅速な対応が行われるため、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。
これにより、サイトの閲覧やアプリの利用が途切れる心配がなく、安心してサービスを提供できます。
セキュリティを重視する人
さくらのVPSは24時間365日体制で有人監視されており、常にサーバーの状態を見守ることで、トラブルや攻撃に迅速に対応できる仕組みが整っています。自社データセンターでサーバーが管理されているため、外部からの脅威に対しても高度なセキュリティが保たれています。
さらに、さくらのVPSには「SiteGuard Server Edition」というWebアプリケーションファイアウォール(WAF)が無料で提供されており、Webサイトやアプリケーションへの攻撃を防ぐことができます。
WAFの導入により、不正アクセスやDoS攻撃、ブルートフォース攻撃などからWebアプリケーションをしっかりと守ることが可能です。そのため、個人情報の漏洩やデータの改ざんといったリスクを軽減できます。
マイクラでマルチサーバーを立てたい人
さくらのVPSは、マインクラフト(マイクラ)でマルチプレイのサーバーを立てたい方にもおすすめです。
特に、さくらのVPSではマイクラ専用のテンプレートが用意されており、サーバーの立ち上げが非常に簡単に行えます。通常、マイクラのサーバーを立てるには複雑な設定が必要ですが、このテンプレートを使用することで、初心者でもスムーズにサーバーを構築できる点が大きなメリットです。
さらに、さくらのVPSは複数のプランが用意されており、マルチプレイの人数に応じて適切なプランを選ぶことができます。
例えば、2GBプランなら1〜5人程度、4GBプランなら6〜10人、8GBプランなら11人以上のプレイヤーが快適に遊べます。自分のプレイスタイルや、参加人数に合わせてプランを選べるため、無駄のないサーバー運用が可能です。
マイクラのマルチサーバーを運営する際には、安定したサーバー環境が求められます。さくらのVPSは、安定性が高く、スムーズなプレイが可能な環境を提供してくれるため、大人数でマイクラを楽しみたい方におすすめです。
さくらのVPSと他社サーバーを比較
下記の表は、さくらのVPSと他社VPSの料金やスペックを比較したものになります。
VPSサービス | さくらのVPS | シンVPS | XServer VPS | ConoHa VPS | KAGOYA Cloud VPS | お名前.com VPS |
---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 590円〜30,800円 | 620円〜24,000円 | 830円〜38,000円 | 682円〜53,900円 | 968円〜20,768円 | 985円〜16,636円 |
ディスク容量 | 25GB〜1.6TB | 30GB〜1,6TB | 50GB〜100GB | 30GB〜100GB | 25GB〜1.6TB | 100GB〜1TB |
vCPU | 1コア〜10コア | 1コア〜12コア | 3コア〜24コア | 1コア〜24コア | 2コア〜10コア | 2コア〜10コア |
メモリ | 512MB〜32GB | 512MB〜32GB | 2GB〜64GB | 2GB〜64GB | 1GB〜32GB | 1GB〜16GB |
無料体験 | 14日間 | – | – | – | 14日間 | – |
さくらのVPSとKAGOYA Cloud VPSのみ、無料体験期間が14日間付帯されており、事前にVPSの使用感を確認できる点に関しては、大きな利点と言えるでしょう。
また、月額料金も590円からと上記のVPSサービスの中で最安値となっています。価格を重視する方はさくらのVPSを利用するのもおすすめです。
さくらのVPSの導入・申し込む手順
さくらのVPSの導入・申し込み手順を解説していきます。
導入を検討・決定している方は以下の手順で進めていけばスムーズに導入できるので一緒に進めていきましょう。
さくらのVPS公式サイトよりプランを選択する
まず、サーバーとプランを選択します。サーバーは、3つの地域(東京、大阪、石狩)から選び、プランを自分の用途に合ったものを選択します。
支払い方法を選択する
支払い方法としては、以下の4つの方法から選択できます。
- クレジットカード
- 銀行振込
- 請求書払い
- 自動口座振替
クレジットカードを選択すると、2週間分の料金が無料になるため、費用を抑えたい方におすすめです。他の支払い方法を選ぶ場合は、銀行口座に必要な資金を準備しておく必要があります。
利用料金の支払い
支払い方法を選択し契約が完了すると、料金の引き落としが行われ、VPSの利用が可能になります。この時点で、VPSの各種設定やセキュリティ設定をしっかりと行うことが重要です。
さくらのVPSに関するよくある質問
さくらのVPSに関するよくある質問を3つまとめました。
さくらのVPSでバックアップはとれる?
標準・オプションのどちらにもバックアップ機能はありません。Acronis社が提供する「Acronis Cyber Protect Cloud」を利用すれば、月額2,420円で100GBまでバックアップ可能です。
さくらのVPSの支払い方法は何がありますか?
支払い方法としては、以下の4つの方法から選択できます。
- クレジットカード
- 銀行振込
- 請求書払い
- 自動口座振替
さくらのVPSの最低利用期間は?
契約すると、3ヶ月の最低利用期間が定められています。
さくらのVPSまとめ
さくらのVPSのメリット・デメリットやおすすめな人の特徴、他社VPSとの比較についても紹介しました。
実績が豊富で信頼性の高いVPSを、月額590円から始められ、WAFやセキュリティ対策が万全である点から、多くの方に支持されているVPSサービスです。2週間のお試し期間があるので、気になっている方や初めてVPSを利用しようか検討されている方は、無料期間中だけでも試してみる価値はあるでしょう。
これからVPSを導入する方は、本記事を参考にしてさくらのVPSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。