「サーバーの運用費用を抑えたいものの、格安サーバーのスペックやサポートが気になる」という人へ向けて、本記事では500円以下でWordPressに最適化された格安レンタルサーバーを紹介しています。
格安だからといって、低スペックサーバーばかりではありません。それなりの機能を備えたコスパの良い格安サーバーを探している人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
リトルサーバーは月額165円(税込)から利用できるコスパ最強のレンタルサーバーです。高速SSD採用で全プランWordPressにも対応済み。
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格安レンタルサーバー比較表一覧
代表的な格安サーバーのプランを一覧表にまとめました。
リトルサーバー | ロリポップ | さくらのレンタルサーバー | スターサーバー | ラクサバ | バリューサーバー | |
月額料金 | ミンプラン:165円〜 | ライト:200円~ | スタンダード:425円 | ライトプラン:220円 | ラクラクライト:263円~ | 約367円〜 |
初期費用 | 1012円 | 無料 | 無料 | 1,650円 | 1,650円 | 2,200円 |
無料お試し期間 | 20日間 | 10日間 | 14日 | 14日 | 10日間 | 10日間無料 |
容量 | 20GB〜 | 450GB(HDD) | 300GB(SSD) | 200GB(SSD) | 30GB(HHD) | 400GB(SSD) |
サポート体制 | メール | メールとチャット | メールと電話 | メールのみ | メールと電話 | メールのみ |
WordPressへの対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
主な機能 | 自動バックアップ WordPress簡単インストール 自動データバックアップ | 同時アクセス数拡張機能 無料独自SSL 有料バックアップ機能など | WordPressのクイックインストール 独自ドメイン取得 マルチドメイン設定など | 独自ドメイン無料 マルチドメイン無制限 メールアカウント無制限など | WordPressやEC‐CUBEが自動インストール 自動データバックアップなど | スタンダードプラン以上でメール・ドメイン・データベースが無制限 |
セキュリティ対策 | 無料の独自SSL スパムフィルタ | 海外アタックガード標準装備 WEBサイトの改ざん対策 | 共有SSL 独自SSL WAF,WEB改ざん検知サービスなど | 無料独自SSL アクセス拒否設定 WordPressセキュリティ設定など | 別サーバーへのバックアップを毎日実施 サーバーは国内大手データセンターに設置 | 15世代前まで自動バックアップ 無料SLL |
ピックアップの基準はWordPressへの最適化です。もっと安い格安レンタルサーバーのプランもありますが、WordPressに対応していないプランは選んでいません。
格安レンタルサーバーおすすめ6選
それぞれのレンタルサーバーについて、詳細を説明します。
リトルサーバー
リトルサーバーは、利用料が安く、WordPress導入は全てのプランで対応しており、基本的な機能が揃っているため、個人でのウェブサイト運営に適しています。
ただし、ディスク容量が最大プランでも120GBと比較的小さく、データベース数や転送量にも制限があるため、大規模な利用には注意が必要です。
また、多くのドメインを利用できるため、複数のウェブサイトを運営する方にもおすすめです。
初期費用(税込) | 1012円 |
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月額料金(税込) | 165円〜 ※12ヶ月契約 |
無料お試し期間 | 20日間 |
主な機能 | ・無料SSL化 ・自動バックアップ ・WordPress簡単インストール ・契約中はドメインが3つ無料 |
サポート体制 | ・メール |
懸念点 | ・お試し期間中はプラン問わず10GB/日と制限あり ・チャットや電話の問い合わせ対応していない |
公式サイト | https://lsv.jp/ |
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ロリポップ
ロリポップの各種プランを一覧表にまとめました。
エコノミー | ライト | ベーシック | エンタープライズ | |
月額料金 | 99円~ | 220円~ | 550円~ | 2200円~ |
容量 | 100GB | 200GB | 400GB | 1.2TB |
自動バックアップ | なし | なし | 無料(復元は有料) | 無料(復元は有料) |
WordPress自動インストール | なし | あり | あり | あり |
ドメイン無料 | なし | なし | 無料 | 無料 |
サポート | メールチャット | メールチャット | メールチャット電話 | メールチャット電話 |
もっとも安いプランはわずか99円から利用できるエコノミープランです。しかし、使い勝手が良いとは言い難いため、今回はライトプランを紹介します。
ビジネス用途ではベーシックプラン以上がおすすめです。
趣味のホームページ作成にぴったり
ライトプランは12か月契約で月額418円、36か月契約では月額220円でサーバーをレンタルできます。手頃な価格で利用できるため、趣味のブログやホームページを開設したい人にぴったりのプランです。
ライトプランではWordPressへの最適化はなされているものの、データベースを管理するシステムの一つであるMySQLが1個だけしかありません。複数サイトの運営には難があることを認識しておきましょう。
ロリポップをオトクに利用するには?
ロリポップでは頻繁にキャンペーンが実施されていますので、上手く活用して安くレンタルサーバーを使いましょう。
初期費用無料かつ契約期間1年分追加など、かなりおトクなキャンペーンが実施されることがあります。
契約期間が長くなればなるほど、月額利用料金も安くなる点にも注目です。最大の36か月契約にすると、1か月契約の約半額で利用できます。
長く利用する計画がある場合、長期契約を結びましょう。
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さくらのレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバーのプランを一覧表にまとめました。
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | |
月額料金 | 128円~ | 425円~ | 900円~ | 2,122円~ | 3819円~ |
容量 | 100GB | 300GB | 400GB | 600GB | 900GB |
自動バックアップ | なし | なし | あり | あり | あり |
WordPress自動インストール | なし | あり | あり | あり | あり |
ドメイン無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
サポート | メールチャット電話 | メールチャット電話 | メールチャット電話 | メールチャット電話 | メールチャット電話 |
WordPressに最適化されているプランはスタンダード以上です。格安で快適に利用したい場合は、スタンダードプラン以上の利用をおすすめします。
さくらのレンタルサーバーがおすすめできるポイントを4つピックアップしました。
老舗インターネット企業による安定運営
さくらのレンタルサーバーを運営しているさくらインターネットは、1996年からインターネットサービスを提供してきた老舗企業です。日本でインターネットが普及し始めた黎明期から事業を継続しています。
さくらインターネットは他のネット企業のように、大型グループ企業の傘下ではありません。データセンター事業・ホスティング事業を主力に東証prime市場上場も果たしています。
通信にまつわるさまざまなリスクを考慮して、信頼のさくらのレンタルサーバーを選ぶ、という選択肢もあります。
全てのプランに電話サポートがついている
格安プランには電話サポートなし、という設定はもはや当たり前になりつつありますが、さくらのレンタルサーバーでは全てのプランで電話サポートがついています。
もっとも安いプランのライトプランまで電話サポートがついているのは嬉しい限りです。
電話対応は平日18時までですが、インターネットにあまり馴染みがない人にとっては心強いサポートとなるでしょう。
口座振替に対応
通信系のサービスは以前からクレジットカード決済がメインとされており、自動口座振替に対応しているサービスは少数派でした。。ご多分に漏れずレンタルサーバーの分野でも同様です。
しかし、さくらのレンタルサーバーは自動口座振替にも対応しています。指定した口座から自動的に料金が引き落とされる仕組みなので、クレジットカードを持たない主義の人でも難なく利用できます。
サイト運営による収益を確定申告する人にとって、口座振替対応は嬉しい限りです。
WordPressの教本にたびたび取り上げられている
WordPressの教本をみながら理解を深めていきたい、という人にとっては、教本そのままにサービスが利用できる点はうれしいポイントではないでしょうか。
行き詰まったときでも、すでに多くの情報が発信されているため、調べて分からないということはまずないでしょう。
さくらのレンタルサーバーは初心者にやさしいレンタルサーバーです。
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スターサーバー
スターサーバーのプランを一覧表にまとめました。
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
月額料金 | 138円~ | 220円~ | 440円~ | 550円~ | 2,090円~ |
容量 | 20GB | 160GB | 200GB | 320GB | 500GB |
自動バックアップ | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
WordPress自動インストール | なし | あり | あり | あり | あり |
ドメイン無料 | なし | なし | なし | 無料 | 無料 |
サポート | メール | メール | メール | メール | メール |
WordPressのサポートが入るんはライトプラン以上です。エコノミープランは最安138円からと破格の安さですが、利便性が良いとは言いにくいため、利用はライトプラン以上をおすすめします。
スターサーバーの特徴・メリットは次のとおりです。
安定性の高さ
スターサーバーはクラウド型サーバーを採用しているため、安定性が高いです。一般的なレンタルサーバーは複数のユーザーでCPUやメモリを共有しているため、他のユーザーの使い方に影響を受けやすくなります。サーバーに高い負荷をかけるユーザーがいれば、通信は不安定になってしまうでしょう。
スターサーバーが採用しているクラウドサーバーでは、CPUやメモリが仮想化されており、ユーザーそれぞれに割り当てられているため、他のユーザーの影響を受けにくくなっています。
表示速度の速さ
スターサーバーは元から通信速度の速さに定評のあるレンタルサーバーでしたが、2020年2月に「PHP高速化設定(PHP-FPM)」に対応してより速くなりました。
PHP-FPMは、負荷の高いサイトで効率の良い処理を行なう機能です。アクセスが集中しているときでもストレスなく画面操作ができます。
Webサーバーは「nginx」、通信プロトコルも「HTTP/2」に対応し、スペック的にも高水準を維持しています。
ネットオウル掲示板で問題解決できる
スターサーバーには運営会社ネットオウルが運営するQ&A掲示板が設置されています。
レンタルサーバーのエラーは検索して調べようとしても、イレギュラーパターンが多く、問題解決にたどり着けないケースが多くあります。
Q&A掲示板はナレッジ化しており、いままでのトラブルと解決法が集約されている点に強みがあります。
一般的な問題は検索するまでもなく、Q&A掲示板で解決できるでしょう。
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ラクサバ
ラクサバのプランを一覧表にまとめました。
ラクラクミニ | ラクラクライト | ラクラクベーシック | ラクラクゴールド | |
月額料金 | 99円~ | 263円~ | 420円~ | 1,005円~ |
容量 | 2GB | 10GB | 30GB | 60GB |
自動バックアップ | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
WordPress自動インストール | あり | あり | あり | あり |
ドメイン無料 | 3個 | 6個 | 20個 | 100個 |
サポート | メール | メール | メール | メール |
WordPress最適化対応は、もっとも安いラクラクミニプランから対応しています。自動バックアップも全プランで対応しており、コスパの良いレンタルサーバーです。
ラクサバの主な特徴を紹介します。
全体的に月額料金が安い
最安プランのラクラクミニは月額99円と格安ですが、2つ上のプラン「ラクラクベーシック」も月額420円から利用できます。全てのプランに共通しているサービスは次の4点です。
- バックアップ機能
- 独自サブドメイン無制限
- 転送ドメイン無制限
- WebDAV対応
ドメイン無料の数や容量に差はあれど、ある程度の機能を格安に利用できるのはラクサバの大きなメリットといっても良いでしょう。
バックアップ機能が標準搭載されている
ラクサバでは全てのプランにてバックアップ機能が標準搭載されています。データが常にバックアップされていれば、万が一データが消失したときでも安心です。復旧作業にもそれほど時間はかからないでしょう。
サイト運営の過程では、何かしらの理由でデータが消失してしまうことがあります。バックアップ機能は、サイト運営には欠かせない備えです。
全てのプランにWordPress自動インストール機能が搭載
WordPress自動インストール機能があれば、サイト作成の手間がかからずとても便利です。ファイルの配置やデータベースの追加設定などの必要はありません。
最近ではWordPressの扱いは簡単になりつつありますが、それでも自動インストール機能がついていると何かと便利です。
これからサイト運営を始める人にとって、心強い味方となってくれるでしょう。
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バリューサーバー
バリューサーバーの各プランを一覧表にまとめました。
まるっと | エコ | スタンダード | ビジネス | |
初期費用 | 0円 | 1,100円 | 2,200円 | 3,300円 |
月額料金 | 137円~ | 183円~ | 366円~ | 1760円~ |
容量 | 25GB | 200GB | 400GB | 800GB |
自動バックアップ | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
WordPress自動インストール | あり | あり | あり | あり |
ドメイン無料 | なし | なし | なし | なし |
サポート | メール | メール | メール | メール電話 |
バリューサーバーはコスパの良いレンタルサーバーです。最安のまるっとプランでも自動バックアップ、WordPress最適化がなされています。
最安プランから容量25GBは、バリューサーバーの強みといっても良いでしょう。
独自ドメインはグループ企業のバリュードメインで取得できます。
WordPressなどCMSをクリック操作で簡単インストール
バリューサーバーでは、全てのプランでWordPressなどのCMSを簡単にインストールできます。初心者でも簡単スタートアップ機能の通りに進めると、迷うこと無くインストールまでたどり着けるでしょう。
リーズナブルな価格設定でありながら、CMSインストールまでカバーされている点は、バリューサーバーの強みです。
自動バックアップは15世代前まで
バリューサーバーは、毎日任意の時間設定にてバックアップできます。最大15世代前までの管理ができる優れたバックアップ機能です。万が一の誤作動による予期せぬ問題にも柔軟に対応してくれるでしょう。
復元方法も簡単で、コントロールパネルから復元項目を設定すると、おおよそ5分~10分程度で復元可能です。
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格安レンタルサーバー比較ポイントと注意点
格安レンタルサーバーを選ぶ時はどのような点に注目すると良いのでしょうか。
比較ポイントと注意点を6つピックアップしました。
サポート体制の充実
トラブル発生時の頼みの綱はサポートです。サポート体制もしっかりチェックしておきましょう。
サーバーは素人ではわかりにくい専門性が高い領域です。分からないことがあったときは、すぐに質問できて、解決に結びつく環境が欲しいところです。
サーバーは設定を間違えてしまうと、サイトが表示されなくなるため、サポートを利用する機会は多くなります。
WEB関連の知識に自信がない場合、サポート体制が整ったレンタルサーバーを選びましょう。
WordPressに対応しているか
格安サーバーを選ぶ時は、WordPressに最適化されているか?という点はよく確認するようにしましょう。
初心者が個人ブログを立ち上げるときに、もっともつまづきやすいポイントがWordPressのインストールです。WordPress簡単インストール機能がついていれば、挫折ポイントを一つ解消できます。
格安かつWordPressに最適化されているプランは数多くありますので、妥協せずに確認しておきたいポイントです。
独自ドメインが安く提供されているか
独自ドメインは取得だけでなく、更新の際にも継続的にコストが発生します。そのため、独自ドメインが安く使えるか、事前によく確認しておきましょう。
独自ドメインの無料特典や割引サービスは要チェックポイントです。
独自ドメインの取得や更新料が無料になれば長期運用でも費用負担を最小に抑えることができます。
初期費用の価格
初期費用無料としているプランが多いですが、有料とされているケースもありますので、注意が必要です。初期費用の金額次第では、支払う総額が高くなってしまいます。
できるだけ費用を抑えて運用したい場合、初期費用無料のレンタルサーバーを選びましょう。
容量と処理速度
安いプランにも十分な容量が確保されているか、よく確認しておきましょう。ディスク容量が不足するとバックアップに失敗して、データが丸ごと消えてしまうリスクがあります。
個人ブログや小規模サイトの容量目安はおおよそ10GB以上です。画像や動画をアップロードする場合、100GBあれば安心です。
また、容量とあわせて処理速度にも注目してみましょう。基本的な処理速度が優れているとページ表示の遅さによるユーザーのページ離脱を防ぐことができます。より処理速度に注目する場合は、SSD搭載のサーバーを選びましょう。
安定性
サーバーが不安定だと、頻繁にサーバーエラーが発生してしまいます。サーバーが繋がらないとサイト運営に大きな損失をもたらしかねません。
ECサイトでサーバーエラーが発生して長引いてしまうと、獲得していたはずの売上がゼロになってしまいます。
やっとの思いで集めたユーザーも、サーバーエラーが頻発してページが読み込めなければユーザーは離れていってしまうでしょう。
レンタルサーバーの安定性を確認する場合に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 稼働率の高さ
- 障害情報報告の頻度
- 転送量の多さ
いくつかのレンタルサーバーと比較すると、安定性がよくわかります。
格安レンタルサーバーのメリット
格安レンタルサーバーを運用する上でのメリットを3つ紹介します。
- ランニングコストを抑えられる
- 必要な機能だけを選択できる
- 手軽に始められる
ランニングコストを抑えられる
最大のメリットは月々支払う料金を抑えられる点にあります。わずか数百円でそれなりのWEBサイトが運営できるのは、大きなメリットとなるでしょう。
売上を伴うWEBサイトの場合、利益率はより大きくなります。
必要な機能だけを選択できる
格安サーバーは必要最低限の機能で構成されているため、余計なものは一切ついていません。あとで追加できる機能もあるため、汎用性の高いレンタルサーバーとも言えます。
シンプルな構成で運用したい人にとっては、使い勝手のよいサーバーとなるでしょう。
手軽に始められる
初期費用や月額料金が安いため、手軽に始められるのもメリットの一つです。WEBサイトの運営を考えているものの、それほど大規模な運営はしなくてもよい、という人のきっかけとして、格安サーバーは上手く機能してくれるでしょう。
格安レンタルサーバーのデメリット
格安レンタルサーバーを運用する上でのデメリットを3つ紹介します。
- サーバーのスペックが低い
- サポート体制が不十分
- 機能の制限
サーバーのスペックが低い
月額料金が安い分、サーバーのスペックや安定性はやや劣る印象です。多くのアクセスがあるサイトや、日々の売上が大きなECサイトでは、格安サーバーの運用はデメリットのほうが目立つでしょう。
サポート体制が不十分
全てのサーバー運営会社に言えることではありませんが、格安プランのみメールのみの対応、というケースもあります。多くのケースを自力で対応できる場合、それほど問題にはなりませんが、WEB関連の知識が少ない人にとってはデメリットとなります。
機能の制限
サーバー運営会社によっては、機能制限にてプランごとの差別化を図っているケースもあります。
例えば、WordPressインストール機能です。格安プランだけWordPressに最適化されていないケースはよくある事例です。その他独自ドメインの無料取得など、便利な機能の制限は格安レンタルサーバーのデメリットです。
格安レンタルサーバーに関するよくある質問
格安レンタルサーバーに関するよくある質問を4つ、ピックアップしました。
格安レンタルサーバーはなぜ安いの?
企業努力に他なりません。実用上問題のない範囲でサーバースペックを抑えつつ、大量に契約を獲得することでコスト削減を実現しています。
サポート体制の省人化や簡素化も格安レンタルサーバーの特徴です。
速度は遅い?
格安レンタルサーバーは、コスト削減のためにスペックが抑えられているため、アクセス数が増えると速度が低下する可能性はあります。
通常運営時はそれほど気にならない速度でも、アクセス集中時は画面の読み込みが遅くなることを認識しておきましょう。
どんな用途におすすめできる?
格安レンタルサーバーの運用が適しているのは次のとおりです。
- 個人ブログ
- 小規模なホームページ
- テストサイト
小規模な運用であれば、格安レンタルサーバーのメリットを最大限に活かすことができます。
契約前に確認すべきポイントは?
格安レンタルサーバーを選ぶときに確認しておきたいポイントを5つ、ピックアップしました。
- サーバーのスペック
- サポート体制
- 機能
- 料金
- 評判
中でも口コミ・評判とサポート体制は要チェックです。問題への対処は、口コミと評判でおおよそ推測できます。
格安レンタルサーバーまとめ
格安レンタルサーバーを検討するときは、まずWEBサイトの運営目的を決めましょう。格安レンタルサーバーは大規模なサイト運営には適していません。
小規模サイトの運営にのみ適しています。
サーバーのスペックやサポート体制、口コミや評判も事前に抑えておきましょう。安さだけにつられてしまうと、後々後悔することになりかねません。