法人向けレンタルサーバーおすすめ比較ランキング!中小企業向と個人の違いなど解説

法人向けレンタルサーバーおすすめ比較ランキング!中小企業向と個人の違いなど解説

レンタルサーバーの利用を検討する際、「何を基準に選んだら良いか」と悩んでいる担当者は多いことでしょう。

レンタルサーバーにはいろいろな種類がありますが、法人で利用するならば法人・中小企業向けとして公開されているものを選ぶことが重要です。

本記事では、法人・中小向けとしてリリースされているされているレンタルサーバーを、初期費用や月額料金だけでなく、サーバー性能、表示速度、ストレージ容量、セキュリティ対策、サポート体制などもピックアップしながら、おすすめを紹介します。

また、個人向けレンタルサーバーと法人向けレンタルサーバーの違いや導入手順なども紹介するので、はじめて法人・中小企業向けレンタルサーバーを利用したい方が知りたい情報も豊富です。

このほか、法人・中小企業向けのレンタルサーバーに関するよくある質問にも回答しています。

法人・中小企業向けのレンタルサーバー選びに悩んでいる方や、選ぶ基準について知りたい方はぜひ最後まで記事を読んで参考にしてください。

この記事でわかること
  • 法人・中小企業向けのおすすめレンタルサーバー7選
  • 自社に合ったレンタルサーバーを選ぶ際のポイントと導入の手順
  • 法人向け・個人向けレンタルサーバーの違いとそれぞれのメリット・デメリット
  • 法人・中小企業向けレンタルサーバーを選ぶ際の良くある質問と回答
目次

おすすめの法人・中小企業向けレンタルサーバー比較表一覧

以下は、法人・中小企業向けレンタルサーバーのおすすめの比較を一覧表にしたもので

レンタルサーバー名初期費用月額費用プラン変更容量サポート手段転送量の上限バックアップセキュリティお試し期間
エックスサーバービジネス
16,500円~共有タイプ
5,016円~
マネージド専用サーバー仮想
26,400円~
マネージド専用サーバー物理
39,600円~
スタンダード・プレミアムのみ可能300G~
メール・チャット・電話
無制限自動バックアップWAF・ウイルスチェック・SSL10日間
CPIレンタルサーバー101,200円
※共有サーバーは無料
4,840円~可能300G
※メール200G
メール・電話無制限自動バックアップWAF・ウイルスチェック・SSL
10日間
さくらのレンタルサーバー無料2,970円~可能600Gチャット、メール、電話(コールバック予約)無制限自動バックアップWAF・ウイルスチェック・SSL・24時間監視14日間
WebARENA SuiteXスタンダード無料
メールプレミアム
5,500円
3,520円~可能300G~電話・メール10GB/日ありSSL20日間
ロリポップ無料2200円~上位プランのみ可能1.2Tb電話・メール・チャット無制限自動バックアップWAF・ウイルスチェック・SSL10日間
スターサーバー
※ビジネスプラン
5,500円3,300円~可能
600GBメール6.0TB/月なしSSL2週間
カゴヤ・ジャパンライトプラン 無料
ベーシック・ハイエンド44,000円~
1,650円~可能Web100G~
~1TB
メール・電話無制限プランによってはありWAF・ウイルスチェック・SSLなど2週間※一部機能のみ使用可能

この表を見れば法人・中企業向けプランと一口にいっても、レンタルサーバーを運営している企業によってプランの内容が異なることが分かります。

レンタルサーバーを利用する際は、費用だけでなく提供してもらえるサービスやサポート体制も確認したうえで選びましょう。

法人・中小企業向けレンタルサーバーおすすめ7選

法人・中小企業向けレンタルサーバーおすすめ

ここでは、先ほど一覧表でご紹介した法人・中小企業向けおすすめ7選をもう少し詳しく紹介します。

自社にあったレンタルサーバーを選ぶ際の参考にしてください。

エックスサーバービジネス

出典:エックスサーバービジネス

サーバー名エックスサーバービジネス(Xserverビジネス)
初期費用共有サーバー:16,500円~
マネージド専用サーバー(仮想):55,000円
マネージド専用サーバー(物理):220,000円~
月額費用5,018円~
容量300G~
サポート体制メール・チャット・電話
無料バックアップ自動バックアップ
お試し期間10日間

エックスサーバービジネスは、「負荷耐性」「表示速度」を追求し、高速環境を基幹として法人・中小企業向けにさまざまな機能やサービスを提供するレンタルサーバーです。

個人向けのレンタルサーバーに比べて稼働率の保証制度(SLA)が定められていることをはじめ、よりサポート体制・セキュリティ体制が強化されています。

共有サーバー・マネージド専用サーバー(仮想・物理)の3種類があり、用途や目的に応じて選べます。

エックスサーバーを使っていたがアクセス数が増えるなどしてより高負荷に耐えられるサーバーに移行したい場合や、不特定多数の個人情報を取り扱うサイトを新たに運営するのでセキュリティ性能の高いレンタルサーバーを探しているといった方に適したところです。

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CPIレンタルサーバー

出典:CPIレンタルサーバー

サーバー名CPIレンタルサーバー
初期費用共有サーバー:無料
マネージドプランCHM-2Z:101,200円~

月額費用共有サーバー:4,840円
マネージドプランCHM-2Z:33,000円~
容量共有サーバー:300G
※メール200G
マネージドプランCHM-2Z:480G
サポート体制メール・チャット・電話(有料オプション)
無料バックアップ自動バックアップ
お試し期間10日間

CPIレンタルサーバーは、KDDIが運営しているレンタルサーバーです。

官公庁や教育機関などの公共性の高い大規模な箇所のサイトなどにも利用されています。

サーバー分離設計によってアクセスが集中した場合も安定して運用でき、ネット障害にも強いのがメリットです。

サーバー移転代行も無料で行え、有料ではありますがスタッフが電話でサポートしてくれるサービスもあります。初めてレンタルサービスを利用する法人や中小企業でも安心です。

なお、共有サーバーとマネージドプランCHM-2Zの両方があるため、利用目的や容量、予算などに応じて選んでください。

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さくらのレンタルサーバー

出典:さくらのレンタルサーバー

サーバー名さくらのレンタルサーバー
初期費用共有サーバー:無料
マネージドサーバ:17,500円
月額費用共有サーバー:1,980円~
マネージドサーバ:7,485円~
容量共有サーバー:300G~
マネージメントサーバ:500GB~
サポート体制メール・電話
無料バックアップ自動バックアップ
お試し期間14日間

さくらのレンタルサーバーは、機能に対して利用価格が安価なサーバーとして高い知名度をほこっています。

創業から20年の長い実績もあり、個人から法人まで幅広く使われています。

UIが一新されてからより使いやすくなりました。

初めて法人・中小企業向けレンタルサーバーを利用したい会社でも費用を抑えて利用でき、お試し期間も14日間あります。

今まで個人向けレンタルサーバーを使っていたが、法人向けレンタルサーバーの快適さと使いやすさを知りたいといった場合にも適しています。

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WebARENA SuiteX

出典:WebARENA SuiteX

サーバー名WebARENA SuiteX
初期費用スタンダード:無料 (請求書利用の場合は3,300円)
メールプレミアム:5,500円
月額費用スタンダード:3,520円~ (300Gは年払い23,975円のみ)
メールプレミアム:5,478円~(年払いも可)
容量スタンダード:300G・400G
メールプレミアム:Web400G・メール50G
サポート体制メール・電話
無料バックアップあり
お試し期間20日間

WebARENA SuiteXは、NTTが運営しているSLA100%保証を強みとしているレンタルサーバーです

不正侵入防止や、WEB改ざん検知などセキュリティも高く、費用も年払いにすれば1ヶ月当たり2000円代とお得です。

また、大容量を活かせるサービスも抱負で、「せっかく大容量のレンタルサーバーを契約したので、いろいろとサイトを充実させたい」と考えている企業にも適しています。

ただし、バックアップができるのは原則として第1世代のみなので、それより前に戻すにはオプションの利用が必用です。

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ロリポップ

 出典:ロリポップ

サーバー名ロリポップ(エンタープライズプラン)
初期費用無料
月額費用2,200円~
容量1.2TB
サポート体制メール・電話・チャット
無料バックアップ自動バックアップ
お試し期間10日間

ロリポップは、格安で利用できる大容量のレンタルサーバーです。

表示速度の速さを強みとしているので、Webサイト等での表示速度の速さを重視している企業に適しています

また、電話・メール・チャットといったサポート体制も充実しており、メールでも24時間以内に返信を確約しています。
初めてレンタルサーバーを使う場合も安心です。

このほか、ロリポップはより価格を抑えたハイスピードプランもあるため、「使ってみたがもう少し容量が少なくてもよい」といった場合は、ダウングレードも可能です。

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スターサーバー

出典:スターサーバー

サーバー名スターサーバー(ビジネスプラン)
初期費用5,500円
月額費用3,300円~
※最大36ヶ月契約が可能。
長期間契約するほど1ヶ月あたりの金額が下がる
容量600GB
サポート体制メール
無料バックアップなし
お試し期間14日間

スターサーバーはネットオウル社が運営するサーバーで、ビジネスプランは最速・最大容量を強みとしています。

マルチドメイン、サブドメイン、メールアドレスなどをすべて無制限で利用できるのも特徴です。

独自SSLも無料で設定できます。

また、個人向けプランではセキュリティの脆弱さが指摘されていましたが、ビジネスプランはスパムフィルタとアンチウィルス機能も充実しており、安心して利用できます。

その一方で、サポートがメールだけなので注意も必要です。

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カゴヤ・ジャパン

出典:カゴヤ・ジャパン

サーバー名カゴヤ・ジャパン
初期費用ライト:無料
ベーシック・ハイエンド:44,000円~
月額費用1,650円~
容量100GB~1TB
サポート体制メール・電話・チャット
無料バックアップ10GBまで(追加可能)
お試し期間14日間(一部の機能のみ使用可能)

カゴヤ・ジャパンは、20年以上の運用実績をほこる歴史のあるサーバーです。

官公庁や学校という公共性も高い大規模な事業所から、中小企業向けのプランまで幅広く用意されています。

データセンターも自社で用意しており、24時間体制で技術者が管理をしており安定した運用も評判です。

また、プランを選べば格安で質の高いサーバーがレンタルできるので、最初は安めのプランを契約して使い勝手が良ければプランを変更するといった使い方もできます。

お試し期間も14日間と長めですが、使える機能が制限されているので注意が必要です。

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法人・中小企業向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違い

ここでは、法人・中小企業向けレンタルサーバーと、個人向けレンタルサーバーの違いやそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

法人・中小企業向けレンタルサーバー・個人向けレンタルサーバーは、サーバーを運営する企業がプラン等の説明のために用いているだけで、明確に定義がさだめられているわけではありません。

したがって、法人が個人向けレンタルサーバーを利用することも可能です。

しかし、法人・中小企業向けレンタルサーバー、個人向けレンタルサーバーと区別されているのには理由があります。

法人向けレンタルサーバーの利用を検討している方は法人向けと個人向け、それぞれのメリット・デメリットを把握しておきましょう。

法人向けレンタルサーバーのメリット

法人・中小企業向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違い

法人向けレンタルサーバーは、個人向けレンタルサーバーより以下のような点が優れています。

  • サーバーの強度・安定性
  • サポート体制
  • バックアップの有無
  • 容量
  • 独自ドメインの数
  • セキュリティ体制
  • データベースの数

個人向けレンタルサーバーは、一度にたくさんアクセスが集中するとWebページが重くなったり開けなくなったりすることもよくあります。

転送量なども個人向けサーバーは上限が設定されているところも珍しくありません。

法人向けサーバーは個人向けサーバーより強く安定しているので、セールや重要な告知などでWebサイトにアクセスが集中しても大丈夫です。

稼働率を保証するSLAを設定しているサーバーも多く、より安心して利用できます。

加えて、法人向けレンタルサーバーは、セキュリティが個人向けよりも強固です。

法人や中小企業は大量かつ重要な個人情報を扱うところも多いため、情報が狙われるケースも珍しくありません。

特に、利用価値がある情報を扱っている法人や中小企業は、セキュリティ体制がしっかりとしている法人向けレンタルサーバーの利用が適しています。

このほか、法人向けレンタルサーバーはバックアップ体制やサポート体制も充実しています。
法人や企業が開設しているサイトに不具合が発生すると、個人だけでなく別の企業や団体が影響を受ける場合もあるでしょう。

無料バックアップ等がついていれば、不具合が発生してもすぐに復旧が可能です。

自社で復旧が難しくてもサーバーを運営する企業が電話やチャット、メールなど複数の手段でサポートしてくれれば、トラブルを最小限に抑えられます。

Webサイトで会員登録等ができるなどアクセス数が多く見込まれる企業や、ECサイトを運営している企業、個人情報を多く取り扱っている企業などは法人向けサーバーの利用が適しています。

法人向けサーバーのデメリット

法人向けサーバーのデメリット

法人向けサーバーのデメリットとして真っ先に挙げられるのは、価格が高いことです。

近年は、法人向けレンタルサーバーでも低価格の製品が出てきました。

しかし、月額契約だと割高になる、安いプランはサービスが充実していないといった場合もあります。

レンタルサーバーに使える予算が限られている場合は、まずレンタルサーバーを利用する目的を明確にしたうえで、法人向けのサーバーにするか個人向けサーバーでも十分なのかを検討検討しましょう

例えば、閲覧専用のWebサイトならばそれほど大容量であったりセキュリティ体制がしっかりしたものでなくても大丈夫です。

反対に、Webサイトでオンラインストアを開設したり会員登録、申し込みなどを受け付けていたりする場合は、多少費用をかけても法人向けレンタルサーバーを利用したほうがトラブル等を事前に防げます。

個人向けレンタルサーバーのメリット

個人向けレンタルサーバーのメリット

個人向けレンタルサーバーのメリットは、初期費用や月額利用料が法人と比べて安価なことです。

法人向けレンタルサーバーを運営している会社の中には、個人向けレンタルサーバーも提供しているところも多いですが、法人向けサーバーの初期費用や、月額費用に比べて数分の一で利用できるところが一般的です。

できるだけ費用を抑えてレンタルサーバーを利用したい方に適しています。

近年は個人向けレンタルサーバーでも、法人向けレンタルサーバーと性能は変わらないものもあります。

法人や中小企業だけど、Webサイトにはそれほど力を入れていないので閲覧してもらえるだけで十分、といった場合は個人向けレンタルサーバーでも問題ない場合もあるでしょう。

法人向けレンタルサーバーか個人向けレンタルサーバーかで迷っている場合、まずは個人向けレンタルサーバーで様子を見るといった使い方もできます。

個人向けレンタルサーバーでも月額利用料が高めのところは法人向けレンタルサーバーと遜色ないものもあります。

ただし、無料のレンタルサーバーは広告が入るものが多いので企業のイメージを損ねる恐れがあるため、注意が必要です。

個人向けサーバーのデメリット

個人向けサーバーのデメリット

個人向けサーバーのデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • セキュリティやサポート体制が不十分
  • 容量が少ない
  • 専用サーバーの利用が難しい
  • SLA(稼働率保証)など一部サービスは利用できない

個人向けサーバーは法人向けサーバーのように大容量で安定した運用ができるプランはありません。

また、サーバーの移行サービスやサイト制作代行といったサービスも利用できないところが多いでしょう。

セキュリティが低めなのでWebサイト改ざんなどサイバーテロの標的になった場合に速やかな対応が難しくまります。

特に、官公庁や学校法人など公共性が高いWebサイトは、サーバーが安定していてセキュリティが高い法人向けレンタルサーバーが適しています。

このほか、高度な知識を持つ技術職を自社で雇用しており、使い勝手の良いサーバーを自分のところで構築したい場合は、専用サーバーが必用です。

個人向レンタルサーバーは共有レンタルサーバーやクラウドレンタルサーバーが主流ですから、法人向けレンタルサーバーの利用が適しています。

法人や中小企業であえて個人向けレンタルサーバーを利用したいと検討している場合、デメリットを把握しておくことが大切です。

法人・中小企業向けレンタルサーバーの選び方

法人・中小企業向けレンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • レンタルサーバーに備わっている機能で自社が求める使い方ができるか
  • レンタルサーバーを運用している企業の実績は豊富か
  • レンタルサーバーの容量は十分か
  • レンタルサーバーを利用する際にかかる費用や月額使用料は予算の範囲内か
  • サポート・セキュリティはしっかりしているか?

一口に法人向けレンタルサーバーといっても備わっている機能や容量、サポート体制などが異なります。

したがって、自社がレンタルサーバーを利用する目的を明確にしたうえで利用する会社やプランを選びましょう。

また、レンタルサーバーを運用している企業の実績も重要です。

実績が豊富な企業ならば、イレギュラーな自体が起こっても迅速に対処してもらえます。

法人向けレンタルサーバーは一定期間無料体験ができるところが多いので、複数のレンタルサーバーを使い比べてみる方法もあります。

なお、法人向けレンタルサーバーは共有サーバーと専用サーバーの2種類があり、専用サーバーのほうが自由度が高めです。
その一方で、サーバーの利用には高度な専門知識が必用とし、初期費用や月額利用料も高めとなっています。

法人・中小企業向けレンタルサーバーを導入する方法

法人・中小企業向けレンタルサーバーを導入する方法

ここでは、法人・中小企業向けレンタルサーバーの選び方や導入する手順の基本を紹介します。

これから、レンタルサーバーの導入を検討しているところは、参考にしてください。

その①:ドメイン・レンタルサーバーの契約を結ぶ

利用するレンタルサーバーが決まったら、まずはドメインの契約を結びましょう。

ドメインとは、インターネット上の住所です。

ドメインをいくつ契約できるかはレンタルサーバーによって異なるので、複数のドメインが欲しい場合は複数のドメインが契約している業者を利用してください。

なお、一般的なレンタルサーバーは「レンタルサーバー契約」「ドメインの契約」「SSL証明書の取得」の3つがセットになっています。

SSLはサイトを安全に利用するために必須なので、必ず取得しましょう。

契約は、レンタルサーバーを運用している企業のサイトから行うのが一般的です。

その②:ドメイン等の登録

レンタルサーバーを運営している会社によっては、契約後にドメインなどの登録作業が必要です。

登録方法はさほど難しくはありません。

不明点がある場合はメールや電話などでサポートしてくれます。

また、レンタルサーバーを運営している会社によっては契約した時点で登録がすべて完了しているところもあります。

登録が面倒な場合は、契約と登録が同時に行なえる会社を選びましょう。

その③:Webサイトを作成する

ドメイン等が登録できれば、レンタルサーバーを利用する準備は整いました。

Webサイトなどを作成して、運用してみましょう。

近年はWebサイトをワードプレスで作成するのが一般的ですが、htmlを利用しても作成できます。

法人向けレンタルサーバーの場合は、ワードプレスが利用できるプランがほとんどです。

しかし、個人向けサーバーの一部はワードプレス利用がオプションになっている所もあるので、利用したい場合はワードプレスが使えるかどうか確認したうえで利用してください。

また、Webサイトを作成したら、SSL化の設定を忘れずに行ってください。

SSL化とは、インターネット上の通信を暗号化する技術です。

特に、Webサイトでオンラインショップを設置する場合や会員登録を行う場合は個人情報保護のためにも、重要です。

もし、SSL化の設定をせずに個人情報などが外部に流出した場合、企業の責任が厳しく問われることになるでしょう。

法人・中小企業向けレンタルサーバーに関するよくある質問

法人・中小企業向けレンタルサーバーに関するよくある質問

最後に、法人・中小企業向けレンタルサーバーに関するよくある質問をご紹介します。

法人・中小企業向けレンタルサーバーの特徴は?

法人・中小企業向けのレンタルサーバーには、主に以下のような特徴があります。

法人や企業のWebサイトは個人のものよりも訪問者が多く、オンラインショップや会員登録などで個人情報をやり取りすることもあるでしょう。

  • 容量が大きい
  • 専用サーバーが使えるプランがある
  • サポート・バックアップ体制が充実している
  • サーバーの強度や安定性が高い
  • 初期費用や月額利用料が高め


そのため、容量が大きくサポートやバックアップ体制が充実しているプランが一般的です。

また、専用サーバーを利用すれば専門知識が必用ですが、自社でサーバーを構築するなど自由度の高い使い方ができます。

その一方で、個人向けレンタルサーバーに比べて初期費用などが高めです。

法人が個人向けのレンタルサーバーを使う事は可能?

法人が個人向けのレンタルサーバーを使っても特に問題はありません。

法人向け・個人向けのレンタルサーバーの違いは、容量やサポート体制、サーバーの強度や安定性くらいです。

レンタルサーバーによっては、性能はほぼ変わらないものもあるでしょう。

例えば、扱っている商品やサービスがBtoBで、Webサイトはカタログ代わりといった場合は、個人向けレンタルサーバーでも問題ないケースもあります。

個人向けレンタルサーバーは法人向けよりも初期費用や月額利用料が安く、サーバーによっては月100円台から使えるものもあります。

その一方で、容量が小さい、サポート体制が脆弱、サーバーが不安定になる場合があるなどのデメリットも把握しておきましょう。

無料で使える法人向けレンタルサーバーはある?

法人向けレンタルサーバーはほぼ有料です。

共有サーバーで容量が少ないプランは初期費用は無料なところもあります。

また、無料お試し期間が10日間~14日間程度設けられているところも多いので、「まずは使ってみたい」という場合は利用してみましょう。

どうしても無料でレンタルサーバーを使いたい場合は、個人向けレンタルサーバーを使用してください。

ただし、広告が多数出るなど法人や中小企業のWebサイトでは使いにくい場合もあります。

格安・最安値の法人向けレンタルサーバーを知りたい

本記事でご紹介した法人向けレンタルサーバーの中で、格安なものは「さくらのレンタルサーバー」と「カゴヤ・ジャパン」です。
どちらも共有サーバーで容量も法人向けレンタルサーバーの中では少量です。

しかし、サポート・バックアップ体制やサーバーの安定性は高いので、まずは法人向けレンタルサーバーがどのくらい便利なのか知りたいといった場合に使ってみてもいいでしょう。

また、今回ご紹介していないレンタルサーバーの中でも格安に利用できるものがあります。

ただし、格安の法人向けレンタルサーバーは容量が少なかったり使える機能が限られていたりする場合もあるので、よく確認したうえで契約しましょう。

法人・中小企業向けレンタルサーバーまとめ

本記事では、法人・中小企業向けレンタルサーバーの特徴、利用するメリット・デメリット、おすすめのレンタルサーバーなどを紹介しました。

法人・中小企業向けレンタルサーバーは容量が大きく、強度が高いため安定もしています。

また、サポート・バックアップ体制もしっかりしているので、大勢が一度にWebサイトを訪れても安心です。

セキュリティ体制がしっかりとしていれば、個人情報が流出する可能性も低いでしょう。

その一方で、初期費用や月額利用料は高めです。

法人や中小企業であれば法人向けレンタルサーバーの利用が必須、というわけではありません。

Webサイトにどのような機能を持たせるのか、利用者がどのくらいいるのかなどを明確にしたうえで利用を検討しましょう。

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